こんにちは、Mogaハウスです!
今回はご家族が増えることをきっかけに新築を考えられたT様邸をご紹介致します!
これまで住んでおられたアパートでは、家族4人で暮らすには窮屈に感じ、子どもが小学生になるまでにはマイホームを建てたいと考えていたようです。
元々弊社のパン教室に通っていた奥様が、家を建てるなら一度Mogaハウスの話を聞いてみたい!と片道1時間以上かけてご来場して頂いたのが初めての出会いでした。
どんな家にしたいのか、どんな暮らしをしたいのか、たくさん打ち合わせを重ね、開放的で明るく趣味を楽しめる素敵なお家に仕上がりました。
“落ち着きのある和” と、シンプルだけど “深みのあるモダンテイスト” が好みという事だったので、外観は切妻屋根の瓦葺きにし、アクセントで玄関には檜で造った目隠しルーバーと、和のテイストに合う平田タイルの千年翠(MD-32)を施工しました。
外壁には汚れとヒビ割れに強いドイツ漆喰のSTOを使用し、メンテナンス性にも拘りました。
玄関前の傍には外収納も作りました。
プールや雪かき道具など、出番の少ない荷物を入れておくことができ便利です!
玄関を開けると正面には東郷池を眺める窓が視野に入ります。
奥の土地は宅地ですが、ちょうど家と家の間から眺めることができたので、隣家が入らないような位置とバランスを考え窓を付けました。
玄関ホールには奥様の趣味の切り花を飾るディスプレイゾーンを設置。趣味を生かせる空間が家にあると暮らしも楽しくなりますね。
T様が拘った広くて明るいLDKは、大きな吹き抜けとW2.4mもある掃き出し窓を作ることで開放感もプラスして叶いました。
壁は白、床など木部はすべてナチュラルで統一し、柔らかで温かな雰囲気に包まれています。
リビングの吹き抜けには梁をあえて見せることで重厚感を感じ、デザインの一部として空間を作ることができます。
スポットライトとシーリングファンはあえて壁の色と対照的な色にして、モダンな印象になるよう工夫しました。シーリングファンはエアコンの効率も良くなるので、吹き抜けのある家では付けられる方が殆どです。
リビングに隣接する和室は襖を開けるとリビングの一部として広々使うことができ、来客時には閉めておいて生活感を隠すことができます。
和室には仏間と押入れも造りました。仏間はRの垂れ壁にして、内側は和の空間に馴染むあずき色の珪藻土で仕上げています。
お昼寝や読書などの時間を楽しんだり、洗濯物を畳んだり家事のスペースとして使えるだけでなく、子どもの遊び場としても活躍します。特に赤ちゃんの内は転倒して怪我の心配がありますが、畳だと足元が柔らかいので安心して遊ばせることができます。
ダイニング側は天井にルーバーを取り付けました。こちらは設計当初からの奥様のご要望で、この家で一番の見せどころです。
キッチンまで広がる直線がスタイリッシュで都会的な雰囲気になっています。ダイニング横の棚まで、天井だけでなく壁にも伸びる個性的なデザインです。
隙間から見える黒のクロスとルーバーのメリハリで奥行きが生まれ、実際よりも天井が高く感じられます。
キッチンの壁にはパネルではなくTILE PARKのスーベニアを貼り付けました。タイルと聞くと “かわいい” というイメージされる方も多いですが、モダンなテイストにも合うタイルも数多くなり、今回のタイルは少しレトロな雰囲気を楽しめる美濃焼タイルをメインに貼りました。
システムキッチンはPanasonicのL-CLASSを採用しました。食洗器はドイツ製のミーレにし、今や共働きのご家庭にはなくてはならないアイテムの1つですね。
背面には手造りの作業台、家電収納が並びます。
作業台の下は収納になっているので、器を出して上のカウンターに並べて食事の準備もスムーズに行うことができます。
キッチンからはリビングダイニングを見渡すことができ、料理中も家族や友人とコミュニケーションを取りやすいです。
和室にいる子供の様子もいつでも確認できて安心です(^^)
キッチン奥のパントリーです。
食品のストック、出番の少ない家電など、たっぷり物を置けるように可動棚を2か所取り付け、さらにセカンド冷凍庫も置けるようにしました。
勝手口は外スリッパが家の中にしまえるよう内側に土間空間を作り、キッチンと隣接しているのでゴミもすぐに外へ出すことができ、部屋の中に臭いを溜め込みません。
パントリーを進むとスタディスペースへと続きます。
さらに進むとリビングにも続いており、ぐるっと一周できる回遊動線になっています。
スタディスペースは在宅ワークや子どもの勉強コーナーとして、ちょっとした書き物がしたい時など、家族が誰でも使うことができます。正面には壁ではなく木製格子で隙間があるので閉塞感がなく、家族の息遣いを感じることができる距離感が生まれました。
背面に造った本棚は、座っていても後ろを人が通れるように通路を確保しつつ、手を伸ばせば本に届くちょうどいい大きさです。
デスクの前にある壁にはお施主様が一目惚れした魚の絵が描かれた名古屋モザイクのハンドメイドタイルを使いました。魚の柄はお子様に選んでもらい、非常に遊び心のある空間になりました。
タイルを貼ることで本や文房具からの壁の汚れや傷を防止できるので、実は水回りの次にオススメしたい施工箇所でもあります。
水回りは使いやすいように一直線になっています。
お風呂、脱衣所、洗面、トイレ、一番奥はウォークインクローゼットになっていて、脱衣所で乾かした衣類を簡単に収納することができるよう考えた間取りです。
脱衣所には令和版3種の神器と言われる衣類乾燥機の乾太くん!
乾太くんが置いてある台は弊社手造りの引き出し付きなので、取り出した衣類はその場で畳むこともできます。下着やタオルなどは下部の収納にしまっておけば、お風呂の時にサッと取り出しやすくて便利です。
手造りの洗面台はシンクと天板が一体型なので掃除がしやすく、壁もタイルを貼ることで水や汚れが飛んでもタオルで拭くだけでお手入れが簡単です。
鏡は収納力のある三面鏡にすることで洗面台の上に物が散らからず、いつでも綺麗なすっきりとした状態を保つことができます。化粧品や髭剃り、ワックスなど小物が多くなるスペースなので収納は必ず確保しておきたいですね。
2階には吹き抜け横にヌックを作りました。腰かけて読書や趣味の一人時間を楽しむことができます♪
壁にはデザイン性の高いウィリアムモリスのクロスをアクセントとして使いました。
ヌックからの景色も良く、時々遠くを見てリフレッシュ…
正面の壁にはプロジェクターでお気に入りの映画を投影して、お家にいながら映画館気分を楽しむこともできます(^^)
1階にご主人の趣味部屋として作った3畳の防音室です。ハードロックが大好きなご主人の為に家でも存分に楽しめるよう防音材を壁・天井・床に仕込み、扉も防音仕様のものにしています。
2階には主寝室と子供部屋を作りました。
主寝室は布団を敷く位置の壁をふかしてヘッドボードのように使うことができます。ちょうどいい位置にコンセントもあるので、スマホの充電やライトを置いても良さそうです。
子ども部屋は2部屋作りました。収納もそれぞれの部屋に作り、自分で片付けをする習慣が身に付きます。
こちらの家は現在
インスタグラムにてRoom Tuor動画を配信中です。ぜひそちらもご覧ください。