こんにちは、Mogaハウスです!
今回は
30代のご夫婦+お子様2人が住まわれる、
自然素材をたっぷり使った回遊動線が魅力のT様邸をご紹介いたします。
T様とは土地探しから始まり、片道1時間かかる弊社まで通って下さり、ひとつひとつ細かく打ち合わせを重ねて完成しました。
シンプルモダンで、居心地や老後を見据えた間取りに拘ったお家に仕上がりました✨
まずは玄関からご紹介します!
T様邸では子どもの友人や妹夫婦など人が集まることが多いということで、玄関ホールの横幅を広く作り、混み合わないよう一工夫。
更に玄関正面には奥様がデザインした木製格子を設置しました。シンプルすぎる空間にならないよう格子のバランスを変えてアクセントになるようにしてあります。
主張が激しくならないよう桟を捕捉し、枠の色を白としているのも拘りです。
1階のほぼすべての部屋に塗り壁と無垢床を使用し、自然素材のぬくもりを感じながら1年中快適に過ごせる仕様となっています。
ダイニング上部には4.5畳の大きな吹抜けを作ることで、LDKを更に広く感じ、上部から差し込む自然光が心地良いです。
床や家具の色はナチュラルで統一していますが、あえて吹き抜けから見える大きな梁や格子、手すり等はダークブラウンのカラーで塗装してモダンな空間を演出しています。
料理好きのご主人が拘ったウッドワン/スイージーのキッチンです。
ほぼ全てのメーカーのキッチンを確認し、最終的に選ばれたのがコチラでした。決め手はパネルが ”無垢の木“ であることと、食洗器に海外製のミーレを使うことができ、そのパネルも無垢の木が使われているという見た目の統一感でした。
キッチンにここまで無垢を使えるのはウッドワンのみで、非常にオシャレです!
壁にはキッチンパネルではなく白のシンプルなタイルを施工しました。タイルをずらして貼る「馬貼り」にすることでアクセントになり、印象的になります。
キッチンの背面には奥様の好きなブルーの塗り壁にしてあり、空間のオシャレ度を上げています。
パントリーには可動棚を使っているので、用途に合わせて高さを後から変えることができ便利です。
窓からたっぷりと採光を取り入れて明るく広々とした8畳のリビングです。
大きなR壁がかわいいリビング収納の壁には、キッチンと同じブルーの塗り壁を施工しました。収納カウンターには家族写真や季節の飾りを置く場合に重宝し、壁に埋め込まれているので凹凸がなく圧迫感もありません。
リビングの隣にはご夫婦の主寝室があります。
2階建てだけど、あえて主寝室を1階に作ることで老後も階段の昇り降りをする必要がなく、トイレをわざわざ2階に作る必要もありません。
限られた土地の広さの中でも平屋住まいを実現できます。
ダイニングの横に設置したスタディースペースです。
手元を明るくできるよう、あらかじめ壁にはスポットライトを取付けてカウンターの上がスッキリするように設計しました。
あえて低く取付した窓からは西日が部屋に入り過ぎないように配慮し、手元だけを明るくしてくれます。窓の向こうは広大な畑が広がり、椅子に座って眺めてるだけでも癒される場所にしました(^^)
次にご紹介するのは、T様邸の特徴である回遊動線です!
玄関ホールからすぐ独立洗面台まで一直線に行ける動線になっています。
帰宅後すぐに手を洗うことができるので、子どもの手洗い習慣にも役に立つ間取りです。
洗面台をあえて独立にすることでお風呂を使っている時でも気兼ねなく洗面台を使えます。さらに洗面台の上部をハイサイド窓にすることで自然光を取り込むことができ、暗くなりがちな廊下を明るくできます。
窓から見える青空がとても綺麗で、朝起きて洗面台を使う時とても気持ちが良いです☀
洗面台を挟んでトイレと脱衣室があります。
トイレは奥様こだわりの淡いブルーが美しい塗り壁とタンバリンタイルを使い、大人かわいいトイレに仕上がりました♪
ニオイが気になるトイレも消臭効果のある塗り壁にすることで清潔に保てます。
脱衣室を抜けるとWIC~主寝室へと繋がります。
脱衣室には室内干しができるように物干し竿を付け、タオルや下着類も収納できる収納カウンターを設置ました。雨の日でも洗濯することができるので、曇りの日が多い山陰地方ではランドリースペースは特に人気があります。
壁には調湿効果のある珪藻土を使っているので室内干しをしても湿気がこもりにくく、半日もあれば服が乾きます。
乾いた服はハンガーにかけたまま隣のWICに収納でき、洗濯物の動線がここだけで完結します。
廊下⇔洗面台・トイレ⇔脱衣室・浴室⇔主寝室⇔リビング⇔廊下
家の中に行き止まりをなくして、ぐるぐると移動できるので生活の利便性がアップして家事や育児のしやすい間取りになりました!
2階の子ども部屋は真ん中を仕切れるようになっています。
お子様が小さい内は走り回って遊べられるワンルームとして使い、成長と共に自分の部屋が欲しくなったら仕切りをすることでプライベートを確保した個室にすることができます。
子ども部屋に設けた室内窓です。
家の中に窓?と思われるかもしれませんが、閉塞感の出てしまう壁に窓があると抜け感が出て広々とした印象になり人気です!
1階から吹抜けを見上げると、天井に貼られた木目調のクロスと子ども部屋の内窓が見え、インテリアのアクセントになり、おもしろい空間になります。