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（新日本海新聞社発行　うさぎの耳3月号掲載）

こんにちは、建築家の高下純子です。

正月飾りはもうすっかり過去の事で、２月３月は早や春を待つ気持ちが優先されますね。

そんな中、お家の中で春をイメージする飾りは何でしょうか?

私は毎年お雛様を２月中旬から４月まで飾り、楽しんでいます。季節を迎える飾りはそれだけで季節を身近に感じ、ワクワクしますね。

我が家のお雛様は母から貰った孫用の物ではなく、私がシニアになって私の為に自分で買ったお雛様です。コンパクトなケースが台になる、木目込みのお雛様です。自分の為に自分が選んだお雛様はとても愛着、思い入れがあり、毎日手を合わせたくなります。にっこり微笑みかける自分が心穏やかに感謝を持って一日を過ごせるよう、毎日顔を合わせるリビングに飾っています。

インテリアはそんな役割もしています。皆様もそんな飾りをぜひ春に取り入れてみてください。